或るプログラマの開発日記

日々の勉強したことの備忘録なんかに使っていきます

Windows環境でRailsを動かしてみた

どうも、パイソンです。

とりあえず今月からRailsの勉強を始めようかということで、いろんなWebページやら本などに目を通しておりました。

そして、この度やっとこさ自分のPCでRailsアプリを動作させる所までできたので環境設定手順をここにメモしておこうと思います。

因みに、OSはWindows7 Home Premium 64bit の環境で検証しています。

環境設定手順

Rubyのインストー

まずはRubyInstaller 2.4でRubyのインストールを行います。

https://rubyinstaller.org/downloads

因みに、私のPC環境は64bitなので[Ruby 2.4.1-1 (x64)]をダウンロードしました。


f:id:sishow03:20170626000147p:plain
Installerを起動して利用条件に同意した後、インストール場所とオプションを選択します。デフォルトでは、上から1番目と2番目にチェックが付いていましたが、私の場合は1番目と3番目のチェックをつけてインストールを実行しました。


f:id:sishow03:20170626000210p:plain
インストール完了画面で、「Run 'ridk install'...」という項目にチェックをつけたままFinishをクリックします。


f:id:sishow03:20170626000217p:plain
MSYS2等をインストールするコンソールメニュー画面が立ち上がります。

1->2->3と上から入力していけば順次インストールが実行されます。

最後にコマンドプロンプトを立ち上げて、rubyがインストールされたことを確認します。

>ruby -v
ruby 2.4.1p111 (2017-03-22 revision 58053) [x64-mingw32]
Railsのインストー

引き続き、コマンドプロンプトからrailsのインストールを行います。

>gem install rails

完了後、railsのバージョン確認を行います。

>rails -v
Rails 5.1.1


また、railsアプリで使用するデータベースとしてsqlite3をインストールします。

gem install sqlite3

sqlite3がインストールされたことを確認します。

>gem list sqlite3

*** LOCAL GEMS ***

sqlite3 (1.3.13 x64-mingw32)
Node.jsのインストー

Node.jsをインストールします。後に作成するrailsアプリの動作に必要となります。
https://nodejs.org/en/download/


環境設定は以上です。

Railsアプリケーションの作成

環境設定が完了したら、Railsアプリケーションの作成をします。
アプリケーションを作成するには、railsのコマンドを実行するだけです。非常に簡単ですね。


コマンドプロンプトからrailsのアプリを生成するフォルダまで移動した後、以下のコマンドを実行します。

>rails new rails-sample-app
>cd rails-sample-app
>rails s

実行後、http://localhost:3000/にアクセスして、“Yay! You're on Rails!”の画面が表示されたら成功です。

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コマンドプロンプト上で、[Ctrl+c]を押すとrailsの実行が停止されます。

scaffoldを使ってデータベース更新機能を追加する

scaffoldとはRailsが提供する機能の一つで、データの更新、削除など一通りの機能のテンプレートを生成してくれます。

コマンドプロンプトから先ほど作成したRailsアプリケーションのフォルダ配下で、以下のコマンドを実行します。

> rails g scaffold Blog title content:text
> rails db:migrate
> rails s

実行後、http://localhost:3000/blogsにアクセスして、以下のようなメニュー画面が表示されたら成功です。

f:id:sishow03:20170626013315p:plain


ブラウザから、データの作成、更新、削除が出来るか試して見ましょう。

所感など

今回Railsに初めて触れてみましたが、アプリの作成から機能追加までコマンド一つで簡単に出来てしまうので非常にとっつきやすい感じがしました。しかし、まだまだRailsの入り口部分しかさわれていないので今後も引き続き勉強していこうと思います。

参考サイト

今回の環境設定では、以下のページの情報が非常に参考になりました。

qiita.com